クロソイの活き造り
クロソイの活き造り

クロソイの活き造り

20センチちょいのクロソイ1匹を持ち帰りました。

今回はこいつを刺身にするのですが…今回は父に捌いてもらいます。

というのも、私が魚を捌くようになったのは最近で、まだまだ下手くそなのです。

ソイを捌くのは今の私でも出来るのですが、いつも骨に身が多めに残ってしまっていたのが悩みなので、包丁さばきの師でもある父の手技を見させてもらうことにしました。

手前に映るのが父の専用刺身包丁。

私も刺身を切り分けるときに借りて使用します。

というのも、私は左利きなのですが、左利き専用の包丁は出刃包丁しかまだ持ってないんです。

出刃一本ではどうしても難しい場面では父の刺身包丁を右手で使います。刺身に切り分けるだけだったら、左利きの私でも右でなんとか出来ます。とはいえ、刺身にする前段階でも刺身包丁は使う場面は多く…改めて左利き専用刺身包丁は必要だなと感じました。私の腕の問題が一番ですが、刃が厚い出刃包丁だとそもそも骨に身を残すのを最小限に留めて削ぐことが出来ないんだなと感じました。

捌く前にトゲのあるヒレが危険なので、ハサミで切り落としていました。

そのあたりで私が同居している義父が誕生日なんだよね、となんとなく話したら父が「失敗した…」と言いました。

誕生日なら活け造りにしようと。であれば、ヒレは落とすべきではなかったと。まあいいじゃん、と父に伝えました。

ピンセットで丁寧に骨をとる作業。

改めて捌いた骨に身がほとんど残っていないのを見て、私の腕が未熟なのを痛感…そして、左利き専用刺身包丁を近いうちに買おう!…と決心しました。

筋肉の筋に対して刃の入れる方向を改めて確認。

どうしても左利きだと、これを逆さまにして想像しないといけないのです。おそらく左利きあるあるだと思いますが、指導するのもされるのも、左利きは損なんですよね…。身近な友人で左利きがいないので、左利きあるあるを語り合ったこともありませんので単に私の想像力というか頭が足りないだけかもしれませんが…。

父は背ビレを落としたことがどうしても悔しかったようで、バランで代用しました。

私はその辺の草むらからたんぽぽを採取して出来上がった姿造りにたんぽぽを乗せる仕事だけしました!

たんぽぽ追加。

いやあ、たんぽぽをセンスよく置く作業は難しいですね!(すっとぼけ)

それはさておき、改めて父の腕前を見させてもらって自分がまだまだなのを痛感しました。

出来上がった活き造りは父と私からの義父への誕生日プレゼントの一つということにしました。

4件のコメント

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